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王の剣士 七

<第一部>
〜見えない手〜

第三章『陰と陽』

十五

 ロカからほとんどとんぼ返りで飛竜を駆り、ブロウズが王都へ着いたのは、夕刻は八刻を過ぎた頃だった。その時点で既に、ブロウズと入れ替わりで数名が捜索の為にロカへ向かっていた。

 レオアリスがロカに関する報告を受けたのは、近衛師団の士官棟ではなくロットバルトの官舎で、その後の指示を受ける為ブロウズはまだ中庭に控えていた。
 膝をついて控えるブロウズの斜め前に両開きの硝子戸があり、硝子越しに彼の主家であるロットバルトと、近衛師団第一大隊大将、レオアリスの姿がある。
 仕事柄、ブロウズは敢えて姿を見せていないが、当初のトゥレスの身辺調査の任を離れ王城内で彼に関する情報収集に当たっていた事もあり、その存在に興味があった。何よりロットバルトが彼の下に付く事を選んでいる。
(御館様はご不満もあるようだが)
 それが現時点では主家にとって妥当な選択なのだろうと、ブロウズ自身は密かに考えていた。おそらく侯爵自身、実際には現状の方が問題が少ないと考えているに違いない。ロットバルトの考え方や能力は一番ヴェルナー侯爵に近い。
 主はロットバルトを後継に考えているが、長子であるヘルムフリートは当然強い不満を抱いている。ロットバルトが近衛師団にいる事は、後継問題に絡む様々な事態をひとまず水面下に抑えている。
 ただそれがいずれ避けがたいものだとも、ブロウズや他のヴェルナー侯爵家に仕える者達は程度の差こそあれ理解していた。そして大方の者達は、どちらに付くかも既に決めているのだろう。
 ブロウズの胸裏を複雑な感情がよぎる。
 長子ヘルムフリートも幼い頃は、懸命に父の期待に答えようとしていた。ブロウズは長子より二歳ほど歳上に過ぎないが、侯爵家に仕えていた父に倣い早くから今の仕事をしていて、彼なりにそれが見えた時期がある。
(――まあ結果がどうあろうと、俺は主家に仕えるだけだ)
 ままならないものだとしても。
 ブロウズは再び、硝子越しにレオアリスの姿を見つめた。
 ロカに行く前ロットバルトの指示で、トゥレスが王女エアリディアルへ告げた『近衛師団第一大隊大将との距離』に関する噂を、内政官房や財務院、地政院の下級官吏達にそれとなく拾って回った。
 一日で中断はしたが、レオアリスについては確かにファルシオンとの距離の近さを口にする者は多いものの、エアリディアルとの距離に関する噂はほぼ聞かなかった。
 ほぼ、とする理由は、王の覚えと年齢の近さから、王女降嫁も有り得ると考える者が僅かながらいたからだ。
 口に出す者がいるという事は、心の中で考えている者はその何倍もいると考えられた。ただ、実際にレオアリスと王女エアリディアルが近い距離にあると考えている者はいない。そう考えるほどの接触が公式に無いからだろう。
(やはりトゥレス大将の発言には別の意図がある)
 報告を上げた時、ロットバルトはその意図を、何かしらの牽制だろうと言った。
『王女殿下の行動を抑制したいか――』
 その先は口を閉ざしたが、厳しい眼差しをしていた。
(――)
 室内を見れば、ロットバルトは窓に背を向けて立っている為その表情は判らないが、レオアリスは暖炉の天板に肘を掛けるようにして立ち、場は一見穏やかに感じられる。しかし伝わってくる空気とレオアリスの表情から、状況が穏当ではない事はブロウズのいる場所からも推測できた。
 彼がロカからもたらした、果樹園の情報故に、だ。


「現時点で最悪に近い事態だな」
 レオアリスは窓の外に風の騒めきを感じながら、低くそう言った。
 イリヤとラナエの行方が知れず――争った形跡もなく、彼等の経緯を考えれば望んで出て行ったとも考え難い。
 イリヤはあの場所が、直接的にではないにしろ、父王が自らに傾ける事のできる最大の想いそのものだと理解していた。
 何より、もう数か月すれば二人の間に新しい命が生まれる。
「何らかの問題に巻き込まれて出ざるを得なかったか、痕跡すら残さずに攫ったか――イリヤ達の状況を考えると後者の方が可能性が高い。だが、目的は何だ?」
 自問も含まれた口調でそう言い、ロットバルトへ視線を投げる。
「あの果樹園も、ロカのあるフェン・ロー地方では一般よりも小規模のものです。その点に於いては、単に家を荒らすでも無くそこに暮らす者を特別攫う利点は見えない。当然、ヴェルナー侯爵家のゆかりだと考えて攫った可能性もありますが、その場合おそらく消えてから最低でも三日は経過していながら、未だに攫った事実を通告しても来ない。という事は金銭をせしめようという意図とも違うと考えられます」
「だとすると、目的は本人って事になるな」
 それこそが何より避けたい事態だった。
 イリヤ本人――
「漏れたのか」
 絶対に無いとは言いきれないがその可能性は低いだろう、とロットバルトは続けた。レオアリスも基本的には同じ考えだ。
 イリヤが第二王妃の子だと知っている存在は、ごく限られている。その中で、イリヤ達が南方で暮らしている事を知る者は更に限られ、僅か数名でしかない。
 王、ファルシオン、北方公、スランザール、アヴァロン、ヴェルナー侯爵。
 関わっていたフォルケ伯爵とキーファー子爵は、王都追放の直前に三の戟ビュルゲルの手に掛かって命を落としている。
 またあの果樹園に関しては、ロットバルトは全ての手配を彼自身の手で行っていた。ロカの領事に対しては彼等をヴェルナー侯爵家の縁故と説明し、侯爵の隠し子だと取れるような物言いをしてさえいたのは、大抵はその『背景』さえ自ら想像ができれば、それ以上踏み込む事はないからだ。
 レオアリスは中庭に控えているだろうブロウズの方へ、硝子戸越しに眼を向けた。
 彼にも、イリヤが何者かは知らされていない。
「完全に想定できないとは言えませんが、逆に想定できる者は十八年前の真実を知っている者に限られる」
 第二王妃に関わる真実を知り、昨年末の事件の全貌を知り、その上でイリヤがロカの近郊にあるあの果樹園にいると知り得る者がいるとしたら、誰か。
 そして今、この時期を狙ったように事が動いている――何より偶然と考えるのは危険過ぎた。
 その裏にある姿が、否応無く連想される。
(ルシファー)
 視線を戻すとロットバルトのそれと合う。そこにある光は、同じ考えに行き着いたレオアリスの疑念を読み取った。
「既に調査を派遣していますが、この段階でそれだけでは甘い。まずは不明者がヴェルナーの関係者だとして正規軍へ依頼し、広範囲に捜索をかけましょう。表立ってできる対応としてはそれが限度です」
「俺が」
「貴方は難しいでしょう。そもそも表向きの関連も無く、何よりファルシオン殿下の警護がある、王都を離れる訳には行かない」
 微かな苛立ち――、いや、焦燥を感じてレオアリスは呟いた。
「動けない事ばかりだな……」
 寄りかかっていた暖炉から身を起す。部屋に横たわる空気が揺れた。
「ただこの事態は、制約に捉われて看過するには問題が大き過ぎます。ヴェルナーの関係者と装った依頼では正規軍も通り一辺倒にしか動き様が無い。アヴァロン閣下の了承を得た上で、中将達の誰か一人、非公式に捜索に当てるべきです」
 レオアリスは束の間口元に手を当てて考えを巡らせた後、頷いた。
「ヴィルトールがいいだろう。この足で閣下へ面会を申し込もう」
 ロットバルトはすぐに机の上にあった便箋に数行をしたため、中庭への硝子戸を開いてブロウズを呼んだ。
「これを至急侯爵へ渡してくれ。果樹園に問題が生じている、明日には動き出したいと」
 正規軍への捜索依頼を、ヴェルナー侯爵の名で出してもらう為のものだ。ブロウズは黙って頷き書状を受け取ると、一度だけレオアリスを見て、その場を離れた。





 風が揺れ――
 イリヤは一睡もしないまま、丸一日以上も、じっと椅子に座って正面の扉を見つめていた。彼の為にと用意された瀟洒な寝台は、もとから使うつもりは全くない。
 本当はここにただ座っているのも堪え難かったが、今彼にできる事は扉が開くのを待つ以外に無かった。
 時折風が揺れ、騒めく木の枝が夜に塗り込められた窓を掠めて叩く。その度に顔を上げて辺りを見回し、立ち上がり扉に近付いては開かない事を確認させられ、苛立ちを吐き出してまた椅子に腰掛けた。
 頬の上には不安と苛立ちが交じった疲労の色が濃い。
 二人でひっそりと暮らしていた果樹園から、ラナエだけが消えたのは五日前の事だ。


『今日中に林檎を収穫し終えたいね。明後日はバレージさんの農場で市をやるからそこに間に合わせないと』
『じゃあ私砂糖煮を作ろうかな。ちょうどいい瓶も幾つかあったから、明日一日あればできるわ』
 そう言って楽しそうに微笑むラナエの姿を見る度に、イリヤはいつも、深い喜びを覚えた。
 こんなふうに二人で暮らせるのは奇跡のようだ。
 小さな気持ちのいいこの果樹園で。
 そして秋にはもう一人、家族が増える。
『――恵まれ過ぎだな』
『何か言った?』
『ううん。君の作る砂糖煮は評判いいから喜ばれるよ』
 イリヤはラナエの肩を抱き寄せて頬に口付け、居間を横切って、朝からやりかけだった林檎の樹の世話をする為に外へ出た。
 玄関扉を閉ざす寸前、ラナエが何かに驚く声がした。
『ラナエ?』
 イリヤはすぐに台所に戻り、そしてたった今まで流しの前にいたラナエの姿が無いのを見た。
 勝手口の扉が開き、風に揺れている。
『――ラナエ? 外?』
 イリヤは台所を抜け、勝手口から表へ出た。勝手口の裏は小さな畑があり、その向こうに木の柵と木戸がある。
 敷地はそれだけで、一目で見渡せる。木戸は閉ざされていた。
『ラナエ――どうかしたのか?』
『』
 微かにラナエの声がした気がして、イリヤは視線を巡らせ、ふと何かが視界を過ったのに引かれて空を見た。
 果樹園の樹々の上、晴れた青い空に溶けるように、女が佇んでいた。
 あまりに自然な様子で宙空に立っているせいで、違和感は全く感じていなかった。
 女が微笑む。
 緩く過ぎるこの季節の風のように心地よく。
『会うのは初めてかしら――、イリヤ・ハインツさん』
『……誰だ』
 まだラナエの姿を探しながら、イリヤは半ば適当にそう尋ねた。ラナエの方が気になった。どこにいるのか――
『イリヤ・キーファー? それとも』
 女が言葉を切り、首を傾げる。
『ミオスティリヤ』
 イリヤは弾かれるように女を見上げ、身構えた。
『誰だ!?』
 心臓の鼓動が激しい音を立てる。
『あなたを迎えに来たの。私達のところに来て欲しくて』
『迎え――?』
 女が何を言っているのかまるで判らなかったが、自分が今ぎりぎりの場所に立っている感覚があった。
 三方どちらも囲まれて、進む事ができるのは女の立つ方向だけ。
 全くの的外れであって欲しいと願い、走る鼓動を押さえて、口にした。
『――ラナエは』
 女の口元の笑みが答えだ。
『ラナエはどこだ!』
『ボードヴィルの、ヒースウッド伯爵邸を尋ねるといいわ。彼女はそこにいる』
 イリヤの右の瞳が燃え上がる。淡い金から、深い黄金へ。
 女の顔の正面で金色の光が弾けた。
 女の唇が吊り上がり、イリヤの横を一瞬の風が吹き抜ける。
 左腕が一筋、鋭い刃物で撫でたように切れ、次いで血が吹き出した。
 痛みが遅れて来る。
『痛……ッ』
 血が溢れる傷口を抑えるイリヤの姿を、女が冷ややかな眼差しで見下ろす。
『相手の力も出方も、相手にとっての自分の価値も判らない内に闇雲に攻撃するのは最も愚かなやり方よ。怒らせれば人質が死ぬ可能性もある』
 その眼差し一つで、女がイリヤでは及びもしない力を有している事が理解できた。
 腕を裂いた風――
 喉がからからだ。
『――西方公……ルシファー』
 女は白く透き通る頬に薄く紙のような笑みを刷いた。
『そう呼ばれていたのはもう過去の事よ』


『来るのはあなただけ――意味は判るわね』
 立ち尽くしたイリヤの前で女の姿が青い空に溶けるように消えた後、穏やかに陽射しに横たわる果樹園の上にその言葉だけが残った。



 イリヤがたった一人、ヒースウッド伯爵の名を辿り、漸くボードヴィル近郊のこの館に辿り着いたのは、昨日、四月二十六日の昼だ。王都では西海の使者が返答を受けに訪れていた。
 ヒースウッド伯爵邸があるのは幾つも重なる丘陵の一つで、ボードヴィルの街が三つの丘陵を越えた先に見える。
 ロカの領事館に――ヴェルナー侯爵家に何も伝えなかった事を、イリヤはロカの街に背を向けた瞬間からずっと悔いていたが、ラナエの身に対する不安の方が大きくそれ以外の方法は考えられなかった。
 身体の疲労とは裏腹に冴えた頭には、最悪の想定ばかりがよぎる。けれど脳の冷静なごく一部では、あの相手が彼女を傷付けるつもりは無い事は理解していた。
 まだ。
 イリヤの答えが相手が望むものならば、という前提でだが。
「気分はどう?」
 唐突に耳を打った声にぎょっと身構え、イリヤは声の方を見た。
 出窓の縁にルシファーが腰掛けている。
 立ち上がった拍子に椅子が倒れた。
「ラナエはどうした!」
 色違いの瞳の、右の金が燃え上がる。
 この瞳がもっと力を持っていれば良かったのにと、心底思った。
 父のように――
「無事よ。さすがに身重の女性を傷付けるつもりは無いわ。でもこのままあなたが考え過ぎていたら、彼女は大丈夫でもお腹の子が辛いかしらね。ずっとあなたを心配しつづけているの――不安とか、あまり身体に良くないでしょう?」
 イリヤは怒りのあまり、すぐには言葉が出て来なかった。
「――ふざけるなよ! 何が目的か知らないけど、ラナエを、彼女だけでも解放しろ! 今すぐ!」
「あなたが役割を果たしてくれさえしたら、また二人で――いえ三人ね、三人であの果樹園に暮らせるようにしてあげる」
「俺に何をしろっていうんだ、何も」
「簡単よ。あなたは自分が王の子だと名乗ればいいの。第二王妃の子――この国の第一王位継承者だという事をね。ミオスティリヤ殿下」
「――」
 半ば目的は想像がついていながら――、それでも頭を思い切り殴られたような感覚がした。
「正統な王太子殿下は、あなたよ」
「……そんな人間はいない」
「いるわ、私の目の前に。逃れ様もなく、ね」
 暁の美しい瞳が微笑む。イリヤはその色を振り切るように必死で言葉を紡いだ。逃れようも無く、とは、今のイリヤの状況を表した皮肉でもある。
「そんな――そんな事は」
 声がふらふらと揺れる。
 イリヤの存在――
「宣言するだけでいい。それだけでまたあの果樹園に戻れるわ」
「――そんな事を、できる訳が無いだろう! するつもりも無い!」
 イリヤがそれを宣言する事が何を意味するのか、考えなくても判る。激しく弾く声も囁き程度にしか感じていないように、ルシファーがくすりと赤い唇の端を上げて笑う。
「できるはずよ――もともと、あなたがやろうとしていた事でしょう?」
 イリヤは奥歯を噛み締め、ルシファーを睨み付けた。
「キーファー子爵やフォルケ伯爵も、それが望みだったはず。あの二人、生きていれば良かったんだけど、ビュルゲルがついでに殺してしまったのよね。今となっては本当に残念。彼等が証言してくれれば、あなたの立場をもっと強化できたのに」
「っ」
 追い詰められるような感覚にイリヤは身を硬くした。
 この女はあの時、一度も顔を見なかった。
 例え十八年前の真実を知っていたとしても――昨年の終わりにイリヤが何をしようとしたか、どうしてここまで詳しく知っているのか。
 イリヤはかろうじて声を押し出した。とにかく否定し続けるしか、今のイリヤには成す術が無い。
「……そんな事、言ったって信じる人間なんていない。十八年前に、第二王妃の子は死んだんだ」
 存在そのものを消され、イリヤはイリヤではなく。
 それを苦しいと――思いもしたが。
 イリヤはルシファーを正面から睨んだ。
「今となっては、それが最善だったと思ってる。こうして利用しようとする奴には、どうやったって全く利用価値が無いって判るからな」
 ルシファーは座っている出窓に両手を付き、足を組み替えた。
「利用価値は充分にあるわ。彼等の前であなたを王位継承者だと認めさせる、ごく単純な方法があるのよ」
「ある訳が無い」
「ファルシオンにあなたの姿を見せたら」
 ぽんと投げられたその言葉に、イリヤの色違いの瞳に動揺が揺らぐ。それを飲み込み、イリヤは努めて平坦な表情を造って見せた。
「……まさか。ファルシオンだって俺の存在が人に知られちゃいけないって事くらい、充分に判ってる」
 続くルシファーの言葉に、喉の奥に吐き出しかけた息を止める。
「人前だとあらかじめ判っていればね。もちろん私は、あなたの弟君があなたと二人だけだと思うように仕向けるつもり」
「――そんな事を、しても」
 無駄だ、という言葉がどうしても出なかった。
 不安が募る。
 ルシファーの言う方法が彼女の言うとおり単純で、効果的な遣り方だとイリヤにも理解できた。
 そして確実に、この女にはそれができるだろうという事も。
 ようやく吐き出した。
「第二王妃は、正妃の御子を殺害した咎を負って処刑されたんだ。その第二王妃の子を、誰が受け入れるもんか」
「知らないの? 第二王妃自身には何の罪も無かった――」こんな状況ですらその言葉は、イリヤの心を揺さぶった。
「多くの国民は彼女に同情し、生まれるはずだった子供と共に命を絶たれた事を悲しんでいたわ」
 だからこそ、イリヤは今、自分がここに立っている事を心底後悔した。
「自分達の掲げる存在こそが正統な王位継承者だと考えるのは、心地よいものよ。――虐げられた悲劇の王子を助けたいと、そう考える――その正当性」
 ルシファーは暁の瞳に柔らかな光を浮かべ、にこりと好意的に微笑んだ。
「あなたはただ、可愛い弟との久しぶりの再会を楽しんでくれればいいわ」






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